ワタッコパ

年内最後の更新

イッシュダブルwifi大会が終わり、次の公式大会は全国ダブルだろうとふんでやり始めたのが10月。なんとかオリジナリティを持っていて、それなりの完成度のパーティができたのでブログにて紹介。普段のレーティングで遊ぶにはよいパーティだと思います。


<パーティ>

ポケモン 持ち物 技1 技2 技3 技4
ワタッコ 飛行ジュエル クロバット 種爆弾 眠り粉 守る
ヒードラン ふうせん 熱風 竜の波動 大地の力 守る
カバルドン イトケの実 地震 じわれ ストーンエッジ 守る
トリトドン リンドの実 濁流 大地の力 凍える風 自己再生
ハッサム ラムの実 むしくい バレットパンチ ばかぢから 守る
ラティアス こだわり眼鏡 流星群 サイコショック 10万ボルト トリック


<構築の経緯>
全国ダブルを始めるにあたって、まずは金銀時代から大好きなワタッコを使ったパーティを作ろうとおもいました。(その前にオオタチも使いたかったのですが、オオタチは実践レベルからほど遠くてw)
今の環境では「鬼畜エルフーン」に高速サポートとしての地位を奪われてしまいました。一方でワタッコも5世代になって強化され、高速アタッカー兼サポートという役割がもてるようになりました(詳しくは以前の日記)。
ワタッコに高速アタッカー&サポートという役割を持たせ、ワタッコから受けだしできるようなメンツをそろえました。


<個別解説>
ワタッコ (152-107-90-×-105-178)
 ○AS振りのサポート兼アタッカー。意外かもしれませんが、ワタッコの火力でもジュエルアクロバットで縛れるポケモンは多いです。ウルガモスや、ゴウカザル、ルンパッパなど。カポエラーローブシンが確1にならないのが実に惜しい。どうしようもない相手には特性「すりぬけ」による神秘無効の眠り粉をばらまく。種爆弾はトリトドンを高乱数1。ユキノオーのこおりの礫程度なら耐える。

ワタッコはAとBの種族値がもうちょい高かったら厨ポケだと思う。

ヒードラン (188-×-126-181-126-125)
 ○ワタッコの相棒その1。熱風でドリュウズを最低乱数以外1発。風船で地震を透かして1撃で倒さなくてはならず、どうしてもこのラインは譲れない。Sはグロス地震でやられたくないので補正なしグロス抜きが譲れないライン。余裕をもってバンギ抜き。受けだしが多くなるので耐久も落としたくない。ゴウカザルインファイトが乱数耐え。

カバルドン (215-132-154-×-123-57) 
 ○ワタッコの相棒その2。初手で天候とれるようにSはユキノオーマイナス1。カバルドンのメリットはグロスに強いところ。パーティでサンダーが重いのでストーンエッジ。いかくで腐らないようにじわれ。トリトドンの大地の力とカバルドン地震グロスが高確率で落ちる。

トリトドン (207-×-97-129-124-67)
 ○対水用。雨パにたいしてはこいつがいないと話にならない。というのも、天候をとるためにカバルドンを投げなくてはならないのだが、そのままでは水技に押し切られてしまうからである。とにかく相手にトリトドンを意識させつつ最後まで失わないプレイングが必要。また、このパーティはすばやさ操作ができるポケがいないので冷凍ビームよりも凍える風を優先した。

ハッサム (175-188-121-×-113-86)
 ○クレセ、あられパ用。対雨パにおいても、横にトリトドンを置くことで簡単に処理できない存在。ドリュウズを襷まで持っていくための馬鹿力。むしくいでだいたいのクレセが確2。

ラティアス (175-×-111-142-151-178)
 ○メガネラティアス。サンダーや、ロトムが重いパーティなので上から思いっきり殴れるので採用。格闘が少し重いので、受けだしできる耐久から、ラティオスではなくラティアスギャラドスのための10万ボルト。


<回し方>
 相手に合わせていろんな先発ができます。動かし方は抜群技を半減ポケで受けていくという、スタンの動かし方です。ワタッコを優先して使いたかったので、ワタッコからの交換先はたくさんあります。

ワタッコ →「氷」ヒードランハッサム 「炎」 ヒードラントリトドン 「飛行」ヒードラン 「岩」カバルドントリトドン 「毒」ヒードランハッサム

また、無効タイプがあるポケモンが多いので、そこをうまく使いながらパーティを回していきます。ただ、一匹でも失うとバランスが崩れるので終盤まで数を保つことが重要です(特にトリトドンは大事に)。
最終的に、砂ダメの蓄積と無効タイプによって詰ませるのが勝ち筋です。

あと決まり事があって、エルフーンワタッコが対面した時は憎悪をこめてエルフーンにアクロバットすること。理屈じゃない、感情だ。


<感想>
 ワタッコ=サポートみたいな考えの人が多いようで、タスキのつぶれたゴウカザルユキノオーが居座るケースが多かったです。縛り関係を相手に認知されないということがどれほど強いことかわかりました。2度目は通用しませんがw

 雨と砂にはなんとか5分で戦えるのですが、霰パ、特にスカーフユキノオーゴウカザルの並びにとても弱いです。カバで天候とって、ふぶきが外れるのを祈るばかりです。改良の余地あり。

 ずっとダブルレートで回していましたが、最高レートは1850で、最終的には1820ぐらいに落ち着きました。4倍弱点だらけで安定して勝てないだろうなと思っていましたが、大きな連敗もなく、1830〜1800をうろちょろしていました。新潟であったバトル大会のトーナメントでも一応優勝したパーティ。